nike airmax 1

 僕が初めてこのシューズを認識したのはまだ向こうにいる頃で、スポーツショップのガラスケースの中にあった。おそらく10~11歳の頃。なぜか当時は「足の悪い人がリハビリのために履く靴」という認識があって(少なくとも僕の周りでは)ファッションの要素はなかったように思える。ティンカー・ハットフィールドのデザイン、ビジュアブルエア、アウトソールが4つのパーツに分かれていること等、色々と革命的なモデルではあるが、今思えば僕にはその「カラーリング」が全てだったと思う。一気に心を持っていかれたような、そんな感じがしたんだよね。スニーカーカッコいい・・、と心の中で静かに何かが芽吹いたたような、そんな感じあった。

 初めて履けたのは20代の前半かな。あれからも数度の復刻があり、今履いているのは3代目かな。無数のカラーリングがある今でのこのファーストのカラーリングが僕の中での一番であり、原点であり、頂点なのかも知れない。この後のAIRMAXシリーズではイエローのグラデを履いたりもしたが、やはりのこのairmax1のレッドに戻ってしまう自分がいる。今と思っては重いし、クッション性もないから履き心地も良くないし、汚れやすい一足ではあるが、その魅力は変わらない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA