アイアンマンロス

映画「アベンジャーズ エンドゲーム」を先生と一緒に鑑賞。涙がながらに劇場を出た僕ら二人は、やっぱりアイアンマンに惚れてしまった。前から好きだったけど、11年も続いたシリーズの最終作ともなればやっぱり特別な感情がわくもので、帰ってから段ボールでアーマーを作ってみた。本人はこれだけでも大分テンションが上がっていたけど、どうもこれでは満足できずにヘルメットだけでもちゃんと作ろうか、と。

やっぱり同じように好きな人がいるみたいで、ネットには3年前にすでに設計図が流れていたみたい。早速プリントしてそれを段ボールに貼って切って組み立てて。なんとか出来ました。本人の体とのサイズがいまいち合っていないけど、これはこれでアリかなあ、と。作っているときはあまりにもパーツが多く、本当にこれできるのか?という感じだったけど、出来あがって何となく満足である。かなりの手作り感が漂うけどね。

15

 先日の対抗戦の後、@15から送りものを頂きました。あいつに気を使ってもらうなんて非常に嬉しかったんだけど、終わってからの先生の着替えや荷物のまとめやらを全部していたら、せっかくの贈り物を忘れて本人から「忘れているよ~」と電話を頂くという・・・、人としてどうかという行いをしてしまいました。今度殴られてこようと思う・・・。

 あいつとの付き合いはチームと同じぐらいの長さになってきている。エピソードはたくさんあって、泣きながら抱き合ったこととか、退団した次の日の練習にすでに参加していたとか、僕がショウゴにパピコの一本をあげようとしたら、

「いや俺いらないっすよ」

と冷たく返されたらあいつが、

「先輩がくれるって言ってんだからもらえよ!」

と言ってくれ、妙に上下関係に厳しいとかたくさんあるんだけど、どれにも共通しているのはな「周りから愛されている」ってところかな。あいつの事を悪く言うやつはいないし、いつもこのチームの輪みたいなものを支えてくれた一人である。たまあにいるんだけど、輪の中にいて、その輪を保たせているというか、その輪の繋がりみたいなものを自然と維持させるやつっているんだよね。特別な何かをしたとかじゃないし、意識して能動的に行動をしていることもないんだけど、自然とそれが出来るんだよね。だからと言って「いつもありがとう!」!と感謝するわけでもなく、選手としての評価があがる訳でもない笑。いつもと同じようにそこにいて、いつも一緒に蹴るのが楽しい、そんな奴だ。ありがとう。

恒例の

開幕前一週間のこのタイミングで現役対OBを開催。皆を送り出す意味での練習試合の予定だったけど、割とハッスルしてしまい練習になったかどうか・・、おじさん達に付き合ってもらうような形になってしまったかな。

僕もOB側に回って感じるのは、やはりフットサルというか、競技の世界では選手たちが主役であり、彼らを中心にすべてが周りべきであるな、ということである。こっち側に出来る唯一で最高のことは応援することだけ。だから、それを精一杯やらせてもらうよ。

集まってくれたみんな、本当にありがとうございました。現役対OBをやっているチームなんて聞いたこともないし、毎回毎回これだけの人数が来てくれるなんて本当にうれしいです。みんな集まると自然に生まれるあの雰囲気、スイッチが入るあの瞬間、最高です。

ノートルダム聖堂

 ニュースのインタビューに応じ、カメラの前で泣き崩れるフランス人ほどではないにしろ、人類が長い間守り続けたものが焼け崩れるのはなんとも悲しい風景である。なんで石なのにそんなに燃えるの?という人が多いけど、「ノートルダムの鐘」かダヴィンチ・コードの歴史的建造物の屋根裏に入るシーンなどを見れば、木でできていることは分かると思うんだけど、あの木こそ13世紀のものだったりするわけけで、言ってしまえば木の方が貴重なんだよね。

 フランスに行ったときには、中にこそ入ってはいないが、外から見たノートルダム大聖堂はそれこそ威風堂々としたたたずまいで、フランスに歴史的建造物はたくさんあれど私は他とは違う、という感じであった。これがディズニーの世界だったら、カジモドの活躍と自己犠牲で建物が守られる話になるんだろうけど、現実はなんともやるせないものだ。

 ノートルダム大聖堂はたしかパリの中心とされていて、ノートルダム大聖堂を中心に距離が図られたりするはず。それだけフランス人にとっては大事なものなんだよね。

my first VANS

 昔、フロリ時代にタケキが履いていて、非常に羨ましかったSOPH×VANSのSK8-HI。今の今まで、スケハイいいな、買おうかなと何度も思ったけど、その度に頭をよぎったのがタケキのあのスケハイで、いや買うならあれがいいよなあ、とその都度その都度回避し買わずにきた。前に出たのが10年前で、オークションなどにあってもプレ値がついているし、その後もSOPHとVANSのコラボものが出ても迷彩模様だったりで、「いやいや、プレーンなやつで出してくれよ、それがカッコイイんだから」とずっと思っていた。その間ずっとVANSを買わずにいたので、気づけばこれが初のVANSである。紐が蛍光色だけどご丁寧に白の替え紐もついていて、分かっているこの感じもいい。

 このクールな出で立ちがいいんだよね。高価なスニーカーの横に置かれても負けていない所、ベーシックだから時代に左右されないところもいい。

my first pumas

 先生がいきなり、PUMAのシューズが欲しいと言い出した。何のこと?と聞いてみたら、どうやら彼の中でPUMAのシューズがすごく早く走れる、とのことでった。その理由は箱にチーターが書いてあるからで、チーターが一番早いんだもんね、と言っていた。色々とツッコミどころはあるんだけど、本人が言うもんだから、とりあえず見に行くかということで、この写真のシューズを買ってしまったのである。スニーカーに関しては先生ははからずも英才教育を受けていて、NIKEもADIDASもREEBOK認識していて区別も付くだけに、PUMAというチョイスが意外で面白かった。

the new season

 新シーズンに向けた準備が着々と行われている。WEEDの練習に久しぶりに一時間だけ参加させてもらったけど、新メンバーを迎えた大人数の練習は活気があっていいな、と思った。

 僕は現役時代はこの準備時間が好きだった。来る発表の場に仲間とともにあーだこーだと知恵を絞りながら話し合う感覚がよかったんだよね。いざ勝負が始まると目の前の勝利がすべてであり最優先課題になるんだけど、この準備期間の間は純粋に積み重ねだけを、技術向上や共通認識を意識でき、「みんなで一つのことに合わせていく」ことができるんだよね。いざ公式戦が始まるとそれどころじゃないこともあり、普段の練習ではこの価値観は薄れるものだから、この時期に作ったものがその後の一年を左右するとも言える。時間は常に足りない。怪我無く積み重ねてほしい。

お兄ちゃん

 自分の意志とは全く関係なく「兄」になってしまった先生。妹が生まれた事実をどう受け止めているのか、いまいちわかりづらい感じなのだが、大きく嫌がることのなく、かと言って喜びが爆発するわけでもなく、あくまでも普通である。

 母親が入院している今、二人だけでもう5日間過ごしている。入院中の母親に会えるのは、僕が仕事を終えて預かってもらっている義理の両親の家まで迎えに行き、病院の面会時間が終わるまでの正味20分だけ。毎日の別れは辛く、病院を出る度に本人は「帰りたくない」「ママと離れたくない」と辛さを言葉と顔に出すものの、泣くのを必死に我慢している姿に成長を感じている。泣いてもいいんだよ、と言っても本人の意思は強く、必死で我慢している。帰りの車でも「悲しい気分」「あきらめきれない」「あと何日?」と退院のタイミングを聞いてきたりする。周りからも「お兄ちゃんなんだからしっかりしないとね」とか、「妹を守らないとね」なんて言われることも多く、一番の変化は僕らの生活というより、先生の毎日に起きているのかもしれない。