誕生

 キャプテンの長男が本日産声を上げた。コロナウイルスばかりのニュースが躍る、なんとも言えない空気が流れているこのタイミングでの誕生は正直複雑なのかも知れないが、「いや、今だからこそ俺ら大人がしっかりしないといけないじゃん!」と叱咤されるというか、気合が入るというか、勇気が沸くニュースである。社会があーだこーだ、政府の対応がどうのこうの、なんて言ってないで日常を、生活を、家族・仲間、好きな人たちを守って世界をちゃんと回せよ!ということである。

 今までも何度も書いていると思うけど、僕のが価値観が変わった瞬間の一つに、イソノ家に杏ちゃんが生まれた時、というのがあるんだよね。その時本当に、

「いかん、世の中がちゃんと正しく回るようにしないといけないじゃん!」

と思ったんだよね笑。世の中を斜めに見て憂いたり、社会や政府に文句を並べるまえにお前ちゃんとしろよ!働いて遊んで健康で税金を払って、ってやらないとだめだよ!と気づいたのである。それからも仲間に次々と子供が生まれても、そしてやがて自分に順番が来た時もその想いはやはり同じで、今となっては正しいと確信を持っている。

 人によっては大変な時に生まれたね、なんていうかも知れないけど、この時だからこそ意味があるのだと思える。大変な思いは親にさんざんさせて笑、すくすくと育ってほしい。そして「そういえばあの時大変な時に生まれたよね~」なんて軽く思い出せる社会にしないといけない。

近況

 お久しぶりです。トランプが非常事態宣言を出した今これを書いている。トランプのこれは再選を狙ったアピールなのか、本当の危機なのか、いまいち判断がつかない。コロナウイルスのこの狂騒曲を僕は、「本当に起きていることがテレビを通じて倍になっている」的なとらえ方でいたけど、トム・ハンクスが感染したり、バルサが活動を中断させたりするニュースをきいて、いよいよ危機感を感じている。それでやっと危機感を感じるってなんだよ!と自分でも思うけど、同じ県の知らない人より遠いどこかの有名人が感染した!と言われた方が効くのである。不思議なものだけど、自分と同じ世界に住んでいる人が感染した場合よりも、自分と全く関係はないけどスターだったり、特権階級の人が感染した方がショックが大きいのである。守られていたり、周りから保護されている(であろう)人が感染した場合、「いよいよか」と思っちゃうんだよね。パニックを避けるのなら、そういう人がかかっても隠すと思うんだど、それも出来ないってことは・・・。と思うのである。笑

 とはいえ、もう片方では 

・別にこれじゃなくても高齢者だったら他で死ぬわ。

・インフルで年間何人死んでいると思っているんだ!

・感染者が1名増えた、発見された!というニュースに意味あるのか?

と思ったりする。もちろん、インフルと違って予防・治療方法が確立されていないことは怖くもあり、 その一点にこそ色んな判断が下されるわけだから、今日現在のような社会の在り方になるのもわかる。「良く分からない」こそ一番の恐怖だもんね・・。