ハルク

 長男のことを「先生」と呼び出しのは、生活の何もかもが彼を中心に回りだしたからである。何においても優先されることから、家の中で最もエラい、ということが「先生」につながったんだよね。

 で、妹はどうするのか、という所で今一番候補にあがっているのが「ハルク」である。由来は泣き声の大きさや、泣き出した時の手足の振り方があまりにも派手で、暴れているように見えるからである。予定よりも早く生まれたこともあって体重が低くて一時は心配もしていたけど、あれから見る見る逞しくなった今では当時の繊細さが丸でない笑。まあ、女の子だからハルクはないなあ、なんて思うんだけど。グルートもいいかな、でも。

一生兄

 兄としての自覚が備わっていたかのように、妹を溺愛している先生である。お母さんを取られていることもあったり、今まで自分中心だったものが明らかに変わったことで多少不安定になった部分もあったが、それでも妹が可愛い、妹の欲しいものを買うために自分は働く、などとすでにメロメロである。毎日のお風呂も僕と二人で担当しており、隙あらば抱っこしたい、抱っこしたいと言ってくる。まだ危なっかしいから完全に一人で抱っこはさせられないけど、頼もしく見える時もある。

 もしかしたら嫉妬で妹をいじめるとか、意地悪をするんじゃないか?と心配していたけど今の所そういう予兆はない。時折今までになかったわがままを言う事もあるが、無事妹の誕生を受け入れられている感じである。

 妹がいたことがないからどんな気分になるのかは分からないけど、彼はこれからずっと兄として生きていくんだよね・・。昔のこれを思い出した。

連休は

 連休は家に新生児がいることもあり、連休は僕と先生で細かく出かけることが多かった。相変わらずのマーベル熱が続いており、トイサピエンスやアベンジャーズの展示が行われているバーニーズニューヨークに出かけたりしたかな。また、実家や義理の両親に預けて蹴ることもできた。4日ぐらい連続で蹴り、後半は体がガタガタだったけど、この機会に蹴っておかないといつ蹴れるやらで、頑張ってしまった。

 働き始めてからは初めてだし、この先もこれだけ長い休みはあるのだろうか。個人的には全然楽しめたけど、たまっているのかも知れない、管理しきれない所で何かが起きているかも知れない仕事を思うとちょっとした不安もあったのも事実。日本人は休むのが下手なんて卑下しがちだけど、別にそれでいいんじゃないか?