まさかね、この僕が現役に復帰するなんて。42で現役を降りてからもう5年。降りたときは身体的にも、自分の技術レベルにも限界を感じていたし、人生のステージというか、続けることがすごく難しく思えた時期だったんだよね。やめてからサッカーを始めたり、サーフィンをやってみたり。いつケガをしても誰にも迷惑をかけない、気楽なフットサルも楽しかった。でもこの度、ありがたい話をいただいて、再挑戦することにした。自分で作ったチームではなく、自分がデザインしたユニでもない、何もかも初めて。今まで飽きるぐらいの試合をしてきたので、まだ初めてがあったんだなあ、と不思議な気持ちである。辞めてからいくつかのチームにお誘いの話をいただいていたけど、今回はなぜか心が動いたのも事実。残されたもの(があるのなら)出し切りたい。
最高の自分
先月のセビでボスが怪我をした。僕が蹴った,、裏を狙った長いボールに全速力で追いつこうとした際に、筋肉がプチッと行ってしまったらしい。人数がぴったり10人だったこともあり気丈に最後までキーパーをやってくれたけど、終わってからの歩き方を見た限りではなかなか重そうだ。動き出してから一時間は経っていたからアップ不足でもなければ、体の状態も悪いわけでもなさそうだったから、運が悪かったのか、読めない筋肉トラブルの餌食になってしまった。
ここからが不思議な所なんだけど、その時に「何もそこまで真面目に追わなくても」とか、「あそこで長いボールを蹴らなくてもよかったかなあ」という発想に、お互いに全く思考が及ばなかったことである。つまり、追いつくかどうか分からないボールでも走って当然だよね、と二人とも思っていたということになる。たかがおっさん達の緩い、遊びのフットサルでのたった一場面での出来事なんだけど、そこで最大限の自分を出そうとするその思考、姿勢に僕は、あえて言葉にすると「信頼」という気持ちを抱くんだよね。
映画「クリード」の1シーンで、主人公のクリードが偉大な父親、アポロの試合をyoutubeで見るシーンがある。主人公はボクシングを愛しているのだが、きらびやかな世界で活躍した父親とは真逆で、自分は地下ボクシングで試合をこなしている。仕事では大成功をし裕福な生活を送っているのだが、心はボクシングにあった。そんな彼は父親の試合を見ながら立ち上がり、シャドーを始める。大画面に写された父親の映像に、一人寂しく動きをまねる主人公の姿が重なる。僕はこのシーンで毎回毎回涙が出そうになる。
・父親と同じレべルには届かないかも知れない
・そんな才能もないかもしれない
・そもそも意味がないのかも知れない
という第三者の価値観を別に、主人公はとにかくボクシングがしたいんだよね。世界一でなくてもいい、輝く世界でなくてもいい、そもそも意味なんてなくていい。どうしようもなくボクシングがしたいんだよね。
この、クリードが立ちあがってシャドーを始めるシーンと、おじさんが届くか届かないか微妙なボールに向かってダッシュをするシーン、僕には同じように映るんだよね。こっちだって、その長いボールに追いついた所で何か大きな意味があるのか?という考え方も出来るんだけど、そもそもそこに走らなくてもいいか、という発想がない。体がかってに動くじゃないけど、自分に出来る最大限を出したい、そこに疑念の余地がない。その精神性が好きなんだよね。
縁

久しぶりの集合。なんと、今度は11-12年前に受験のためにWEEDを離れた仲間が参加。キャプテンがfacebookで見つけたらしい。当時(11-12年前)は高校生でありながら大人の中に混じって普通に参加していたぐらいで、その中でも負けず嫌いな面をきちんと出していて、普通ではない経験をしているなあと思ったけど、どうも彼の人生の中でそれがプラスと働いたようで、嬉しい限りである。離れる時に皆で金を出し合って、当時ちょうど作っていたBONERAのシャツを贈ったんだよね。今回もわざわざそれを着用して来てくれて、10年間も取ってあったんだとこれまた嬉しかった。あの時の感謝の言葉までもらっちゃって、こっちとしてはなんだかむず痒かった。当時は年下だけどチームメイトだし、なんだったらライバルだし、普通に仲間なんだから感謝されることは一つもないんだけど、10年も経つと色んなことに意味が生まれ、なんというか、答え合わせが出来た気持ちである。当時の活動はある意味に置いては正しかったのだな、と。それにしても、10年ぶりに呼ばれて来る奴もそうだし、呼ぶ方もそうだし、普通に空気が戻るあの感じ?笑
感謝しかない

昨日は浜野にて、11人ほどの女性フットサルプレイヤーが集まりました。ノブの指導→ゲームという流れで行われ、みんな楽しく蹴りました。これだけの女性プレイヤーが集まっているの珍しいんだけど、これを全部企画し実行してくれたのが先輩の96さんである。実は我妻がフットサルを再開したいと言っており、最近の女性フットサル環境を把握していなかった僕は先輩に相談をしたところ、昨日の集会につながったのである。参加してくれたプレイヤーもそうだし、いきなり来てクリニックをさせられるノブもそうだし、ボールを貸してくれたWEEDもそうだし、何よりも声一つだけでここまでしてくれた先輩にどうお礼を言えばいいものか。僕らが終わってからはWEEDの練習だったのだが、これまたみんな子供と遊んでくれたりして、なんとも周りのみんなの有難みを感じた一日であった。思えば、僕が股関節の怪我から復帰する最初の日も96さんが付き添ってくれたんだよね。今も昔も助けられてばかりだ。自分も周りに対してそうありたい。
恒例の

開幕前一週間のこのタイミングで現役対OBを開催。皆を送り出す意味での練習試合の予定だったけど、割とハッスルしてしまい練習になったかどうか・・、おじさん達に付き合ってもらうような形になってしまったかな。
僕もOB側に回って感じるのは、やはりフットサルというか、競技の世界では選手たちが主役であり、彼らを中心にすべてが周りべきであるな、ということである。こっち側に出来る唯一で最高のことは応援することだけ。だから、それを精一杯やらせてもらうよ。
集まってくれたみんな、本当にありがとうございました。現役対OBをやっているチームなんて聞いたこともないし、毎回毎回これだけの人数が来てくれるなんて本当にうれしいです。みんな集まると自然に生まれるあの雰囲気、スイッチが入るあの瞬間、最高です。
the new season
新シーズンに向けた準備が着々と行われている。WEEDの練習に久しぶりに一時間だけ参加させてもらったけど、新メンバーを迎えた大人数の練習は活気があっていいな、と思った。
僕は現役時代はこの準備時間が好きだった。来る発表の場に仲間とともにあーだこーだと知恵を絞りながら話し合う感覚がよかったんだよね。いざ勝負が始まると目の前の勝利がすべてであり最優先課題になるんだけど、この準備期間の間は純粋に積み重ねだけを、技術向上や共通認識を意識でき、「みんなで一つのことに合わせていく」ことができるんだよね。いざ公式戦が始まるとそれどころじゃないこともあり、普段の練習ではこの価値観は薄れるものだから、この時期に作ったものがその後の一年を左右するとも言える。時間は常に足りない。怪我無く積み重ねてほしい。
ミナミノ
試合を見れば見るほどいい選手で、どんどん好きになってくるよね。上手いし早いし、体力が底なしか!というぐらいに走るから本当にいい選手だなあなんて思っていたんだけど、昨日の試合の終盤、乱闘になったときに真っ先に飛び込んでいく姿を見て、より好きになったわ笑。20番が柴崎に張りてをかましたあと、南の選手がすぐに飛びついて結局は吉田に分けられるんだけど、ああいう喧嘩で一歩も引かない日本代表は頼もしいなあ、と。決勝楽しみだな。
2-0は怖い。
2-0は怖いな、というけどまさにその通りの結果になってしまった対ベルギー戦。一時はベスト8までもうちょっとという所だっただけに、なんとも歯がゆい結果である。重いなあと思ってたのは、監督の「何かが足りなかったんですかね・・」という発言。終わってからすぐということもあるけど、あれが正直な所だったんだろね。
今回の大会で印象的だったのは、問題になったボール回しと3戦目で6人もスタメンを変えた所かな。これって両方とも強豪国がやることで、日本はこんな場面は絶対しない、出来ないと思われていたことだと思うんだよね。裏で行われている試合の結果を吟味しながらこっちの動き方を調整するなんて、10年前はできなかったはず笑。6人変えたのもすごいよなあ。あれがなかったらベルギー戦はもっと早く足が止まっていたのかも知れない。でも、それでも柴崎選手を代えられなかったのがベルギー戦に響いた。どうしても代えが効かない選手がいる、これが今後への課題なのかな。あと数試合だけど、どの試合も楽しみだ。
安心
バラバラのチームがちょっとずつ寄り添って良くなっていくこのパターン、言ってみれば「がんばれベアーズ」パターンとでもいうのかな。これ、最高に盛り上がりそうだよね。強いチームが当たりまえに勝ち進むのもいいけど、こっちの方が圧倒的にドラマがあり、この状態で決勝まで進んで優勝してしまった日にはこれ以上のピークはなさそう。
嬉しいのは時々映されるマラドーナの姿。ちゃんとPUMAのTシャツを着ているところがいいよね。ギンギラのピアスとか指輪とか、いくらするのそれ?と思う両手首の腕時計も目立つけど、胸の「PUMA」のインパクトには勝てないわ。あれは素晴らしい広告媒体である。マラドーナが観戦するとメッシが得点できないというジンクスもこれで終わり、いよいよ次のフランス戦が楽しみだ。
アルゼンチン正念場
いよいよ今晩、アルゼンチンが正念場を迎える。深い時間のキックオフだから見れないけど、明日の朝のニュースが楽しみだ。他力本願の、限りなく低い可能性だけど今思えば南米予選の時だってそれぐらいのギリギリの通過だったから、まだまだ可能性がある方だとも言える。
うちの母、アルゼンチンが負けているから恥ずかしくて外を歩けない、と言っているんだよね笑。それをきいて思ったんだけど、向こうの人たちは本気でサッカーの勝敗に自国のアイデンティティのなんたるかを本当に託しているんだよね。うちの母のためにもなんとか勝ち進んで欲しい。笑い




