
日本のフットサル市場を完全に無視し、完全にヨーロッパ方面に向きっぱなしになり、ローカライズを全くしてくれないNIKEである。いや、ビジネス的にはそっちが正解なのは百も承知だが、そんなNIKEにもフットサルに本気だった時期があり、それがこのPROXIMOシリーズが発売されていた頃である。CR7がハイカットのマーキュリアルを履き出し、サッカースパイクにニット素材が使われたした頃のことである。足首まで固定をする流れが始まり、それがそのままフットサルにも降りてきたのだ。当時はカルチェット、デスタッキかモレリア、デスポルチが主流、NIKEなんて履いている奴は(僕含む)・・・、という感じだったのに、である。
NIKEの気合いを表すように、フットサルシューズにもスパイクのトップグレードで採用される技術(ACC)や素材(ルナロン、フライニット)が使われた。当然定価も跳ね上がった。確か22,000円だったと思う。今では信じられないが、一時はマーキュリアルのnikeid(現在のnike by you)もあって、飴色のソールも選択できるようになっていた。僕も一足作り、ずっと公式戦用にしていた。
僕はTIEMPO以外は全部履いた。今もっているのは上の写真にあるものだけ。特にルナロン(NIKEのクッション技術)を採用したMAGISTAはかなり良いシューズで、初代、「2」と何足も履いた。今でも当時買い集めたものを大事に履いている。カラーリングも良かったなあ。赤、オレンジも良かった。
だが、このプロキシモシリーズは頭二つ抜けた価格もあってか、NIKEシェアが広がることはなかった。履いている人も少なかった。特に日本の競技界では使用者がおらず、増える気配もないなかどんどん下火になっていき、いつの間にかシリーズはなくなった。非常に残念だけど、履く人がいないのだからある意味では当たり前である。
というわけで、今な残されたこれらを大事に履いている。ルナガト2も持っているし、ストリートガトも使っているかが、ベストはやはりプロキシモのマジスタである。もうそろそろ10年経つから劣化が心配だ。



