今、上野でモネ展をやっているんだよね。ここで幾度も書いた通り、僕はゲージツ方面の知識はからっきしで、頭でも心でもイマイチ理解出来ない世界である。それどころか、ゲージツが好きで絵の前で小難しそうな顔をして、これまた小難しい言葉を並べて感想を述べる人々にイラッと来るものである。
そんな僕でも、モネのこの作品はなぜか好きで、長い間携帯の待ち受けにしている。なんていうか、風の感じ?がたまらなく好きで、雲やスカートの裾を見ていると、風の音が聞こえてくるのだ。それも一定の強さの風ではなく、ビュービュー吹いたと思ったら突然止まったりする、気まぐれさまで感じれるのだ。「日傘をさす女性」というタイトルが付いているんだけど、他にも同じ構図の作品もあり、そっちも好きである。知識や教養はないんだけど、本能的に何かを感じ取れるこのスタンスは、ゲージツとの正しいつき合い方なんじゃないか、と思っている。上野まで見に行きたいけど、なんだか緊張してしまう敷居の高さを感じます。



